子どもたちと一緒にワクワク・ドキドキの童話の読み聞かせをしよう‼️

童話

はじめまして、rinです。
私は、子どもの頃から童話が大好きなんです。
今回は、私の童話に対する思いを熱く語りたいと思います。

童話を読んであげたい!

   わが子に絵本の読み聞かせをしてあげたいと思い、本屋さんで絵本の背表紙を眺めていた時のことです。どれにしようかと迷っている時にふと、
(これはお話の結末が悲しいから、子どもには聞かせたくないな。)
と思ってしまい、選べない本が結構あることに気づきました。
 世界的に有名なお話でも、これから夢や希望を与えたいと思う親心としては、
《選びたくない》という心理状態になります。
 ここで、物語を作った作者に対していくつかの疑問が浮かびました。
 ”子ども向けのお話なのに、なぜ悲しい結末にしたのか?”
 ”悲しい結末にした作者の意図は何だろう?”
 ”物語に怖い要素があるのは何故だろうか?”
 このような疑問についても調べてみました。

童話って、なぜ怖い?

 

 諸説ありますが、私なりにまとめてみました。
 童話には世界的に有名なお話が沢山ありますが、そのお話の作られた時代が中世や江戸時代のものもあります。その場合は、現代に作られたお話ではないので、現代の道徳的な感覚で作られていないのです。そのため、どうしても違和感を覚えるような感覚があるのは当然ですね。

 では、それらのお話は現代では参考にならないのかというと、中には現代でも参考になりそうな作品もあります。子どもの教育を目的として作られたものや、外敵から身を守るための手法的に書かれたものもあります。

 怖い要素のある童話の中には、世の理不尽や因果応報など教えるために書かれたものがあります。その当時、世の中は残酷であるということをデフォルメして見せている要素が多く、実践的に示唆するような作品になったために怖いお話となってしまったのかもしれません。

 作品の時代背景や作者の思惑など、様々な要素があるようですね。

 他に“教育を目的にして”の中に該当するのか分かりませんが、言うことを聞かない子どもを怖がらせるために作られたお話もあるようです。

どの本を選んだら、いいの?

 童話について調べるうちに、グリム童話のグリム兄弟の言葉を発見しました。お子さんに与える本は、親御さんが吟味したものを読んであげればいいというようなことを述べています。

童話にはよくあるもので・・・

 ところでメルヘンとファンタジーは、どう違うのでしょうか?
 メルヘンとは、おとぎ話、童話、昔話のことです。

 ファンタジーは、空想、幻想のことや、空想的、幻想的なことをテーマに扱った文学作品のことです。

 空想とは、現実にはあり得ないようなことを想像することです。

 幻想は、現実にはあり得ないことを、あるように心に思い描くことを意味します。

 おとぎ話などは、主に子どものために作られた伝説や昔話のことで、ファンタジーは、子どものためだけではないのです。

 メルヘンもファンタジーも、現実にはないような話で、似たような意味を持っている言葉ですが、厳密には意味が異なります。

まとめ

 色々と調べてみましたが、愛するわが子に読んであげる童話は、ご自身がいいと思って選んだ本を愛情たっぷりに読んであげていい。声色を変えても、感情豊かに読んであげてもいいという見解に至りました。
 
 何故なら、私が身をもって体験したからです。母親学級で教えていただいたことが正しいのかどうかは、子ども達の反応が証明してくれました。
 ですが、当時の私はどちらの読み方が正しいのか分からなくなってしまったんです。
 当時の小学校の母親教室では、子どもの想像力を妨げてしまうので、声色は変えてはいけない。感情を込めて読んではいけないと教わりました。それを裏付けるデータもあり、学説もあると聞いてしまったのです。

 それまでは、わが子に読み聞かせをする時は、登場人物(動物)になりきって、感情を入れ、情緒豊かに絵本を読んでいました。楽しそうにキャッキャッと声を上げて喜ぶ子どもの様子が嬉しくて、表情や声色を大袈裟にして読んでいました。

 ですが、今回は小学校の教室での披露で、先生も他の児童もいるという状況では、真っ向から、反論する学説に従うしかないかと思い、恐る恐る無表情・無感情の棒読みで読み進めました。
 読み聞かせが始まった頃は、私を見つめる子ども達の目はキラキラと耀き、これから読んでもらう絵本の世界を楽しみにしている期待感を感じることができましたが、淡々と読み進めていくうちに飽きてきて、立ち上がったり、つまらなそうな態度が見受けられたのです。

 私は、後悔しました。やっぱり、自分の直感を信じればよかった。気づけば目を伏せて、無表情な子ども達の様子を今でも覚えています。
 歓声を上げ、大はしゃぎで笑いあう子ども達の姿を見ることはできませんでした。
 当時は、先述の教えが正しいと言われていましたが、最近になって声色を変えても、感情豊かに読んでもいいと書かれた新説を見つけました。
 研究結果を掲げた学者が発表したのだから、間違いないないだろうと思ってしまった自分が情けなかったです。

 これから先に、もしまた子ども達に絵本の読み聞かせをする機会があれば、今度こそ自分らしく、感情豊かに楽しい読み聞かせをしてあげようと思います。

幸せな結末の童話の紹介をします!

【外国のお話】
シンデレラ
白雪姫
おやゆび姫
眠りの森の美女
美女と野獣
ラプンツェル
小公女セーラ
みにくいアヒルの子
長靴をはいた猫
赤ずきんちゃん
三匹の子豚
ジャックとまめの木
ブレーメンの音楽隊
大きなかぶ
七ひきのこやぎ
小人の靴屋
つぐみのひげの王さま
青い鳥
 
【日本のお話】
桃太郎
はなさかじいさん
かさじぞう
一寸法師
わらしべ長者
金太郎
聞き耳ずきん

(原作により、悲しい結末になっている作品や悲しい場面が出てくる作品もあります。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました